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花火の歴史

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8月も残すとこあと1週間。みなさんはどんな夏をお過ごしでしたでしょうか。ADLがある青山周辺も夏休み中の学生など、いつも以上に多くの人でにぎわっていました。中には涼しげな浴衣姿の女性もあり、より夏らしさを感じられました。
夏の風物詩のひとつといえば花火ですが、8月22日に表参道から東急田園都市線で15分くらいの二子玉川で花火大会に行ってきました。多摩川を挟んで東京都世田谷区の「たまがわ花火大会」と神奈川県川崎市の「多摩川花火大会」が同時に開催される花火大会です。普段は夕方頃になると、ゆったりとした時間が流れている多摩川もこの日ばかりはとてもすごい人混みです。打ち上げが始まるとその響く音の迫力と夜空に大きく広がる美しい光景に誰もが釘付けになっていました。最近は、ハートやキャラクターの形をした花火もあり、子供たちも歓声を上げて大喜び!
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今や世界一美しいと言われる日本の花火ですが、だからと言って日本で生まれたものではありません。花火は今から約2000年前に中国で火薬として発明されたと言われています。日本には種子島に鉄砲伝来時に火薬が伝わり、その後、台風で漂着したポルトガル人から2挺の鉄砲を買い上げ、火薬の製法が伝えられたそうです。また、火薬は鉄砲のほかにも狼煙としても使用されました。関が原の戦いでは、石田三成が、打上げ方式の狼煙を使って合図した事は有名な話ですね。日本人で最初に花火を見たのは徳川家康と言われており、1613年に駿府城でイギリス人が献上し、中国製の花火を披露したとされています。それ以前にも伊達政宗が米沢城で花火を見たのが最初という説もあります。日本で最も有名な隅田川の花火大会は、将軍吉宗の時代、疫病による多くの死者の慰霊と悪病退散を祈願し両国大川(隅田川)で水神祭の際に花火が上がったのが隅田川川開きの起源と言われています。
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どんなものにも歴史や背景があり、そこには意外な発見があったり、新たな課題が生まれたり、時代と共にさらに進化し続けるものが数多くあります。いつもとは違った視点で見ながら色々考えてみるのも意外と面白いものです。
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by adlb | 2009-08-25 18:00 | landscape

やっぱり赤坂は大人の街

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かつて日本で初めてのディスコ、MUGENや高級クラブ、力道山のリキマンション(現存)などがあった赤坂。そのイメージは昭和の映画にでも出て来そうな、そんな雰囲気があったのです。赤坂にTBSの新社屋やイベントホールの赤坂ブリッツ、昨年オープンの赤坂サカスが出来てからは、随分とその雰囲気も変わってしまったのかと思い、出かけてみるとランチタイムのサラリーマンたちに混じって、明らかに50〜60代の女性たちがお洒落なカフェで、優雅にお茶したり、ショッピングを楽しんでいるのです。
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東京は場所により集まってくる人の年齢層や雰囲気が違いますが、やはり赤坂。この街は現代にあって昭和の香りのする優雅な大人たちの手で守られていたのです。
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by adlb | 2009-02-24 15:00 | landscape

美しいだけでは、時代に勝てない


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日本のシンボルと言っても過言ではない『東京タワー』が、昨年12月23日に開業50年を迎えました。333mの高さを誇り、半世紀経った今も現役のテレビ塔として活躍しています。その美しさと優雅さは誰もが認めるところですが、そのタワーも都心部に林立する200m級超高層ビルの影響による電波障害や携帯のワンセグ等、時代の流れで、600m級の新タワー建設が行なわれ、2011年には新たなタワーが完成するのです。世界に誇れる日本の首都「東京」は常に新しい時代に向かい、その姿を変えています。その時どんなに美しくても、どんなに機能的でも、そういう時代の流れには勝てないのです。基本は“美しい物を創り世の中に出す”ですが、まわりの状況やその先を想像しながら目的を持ってデザインする事の大切さを感じずにはいられません。
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by adlb | 2009-02-03 15:20 | landscape